最近なかなか映画館へ行けず、スクリーンで映画観てません。
(訳あって某電車の映画は観に行かねばならんのだが。素晴らしい田舎景色を観に行かねばならんのだが)
ほー。TVアニメの「四畳半神話体系」が秀作な事もあって、某池袋の映画館では<初心者のための>(笑)湯浅監督特集などをやる模様。
監督作品だけじゃなく、アニメーター参加作品もラインナップされてて、なんと「クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望」も上映するらしい。ぐわー!無償に行きたくなった!
全然知識なくTV放映で観た時から凄く好きなんですよ。
アクションシーンが巧いんですよ。動きが良いだけじゃなくて演出が巧いんですよ~。
城へ駆け上る場面で、全力を出し尽くして馬が倒れ崩れるシーンがあるのですが、そこがもの凄く印象深いです。
後から知ればこの作品、ヂアの安藤監督が有名な菜の花畑のアクションシーンの作画やってたりで、好きな理由がはっきり解りましたが(笑)
顰蹙かも知れませんが、実は私、評価の高い「大人帝国」はまぁ普通かなぁ…って思う非国民でして(汗)
映画としての出来も内容も、雲黒斎より大人帝国が優れてるとは思います。でも好みで言えば…。
クレヨンしんちゃんなのに、チャンバラシーンはどこも本当に良かった。
どうやら私、アクションシーンが巧いアニメ作品に心奪われ易いみたいですな。
解りやすい単純なオレ参上。
「月に囚われた男」を観た知人が、「これはガタカではないですか!」と言うので。
ああ、そうだそうだ。 共通点がある!
だから、たまらん想いがしたのだなー。
切ないハッピーエンド。犠牲から希望へのベクトル。
美しいSF映画は、どこか切なくて泣ける。
「ガタカ」は大好きな映画です。この映画のジュード・ロウは良かった…!
観返したくなったので、そろそろDVDを買おうかな。1000円だし(笑)
(セルビデオで持ってるけど、もうビデオでは見返すこと無いもの)
そういや「ガタカ」もレンタルビデオで字幕版と吹き替え版の両方を観比べたんだけど。
すごく大事なシーンの意味が違ってて愕然とした覚えが…。
和訳の役割って本当に大切だなと思いました。和訳の方が良い場合も多いけどね(笑)
そうそう。
お気に入りサイトの某様が「地球最後の男」って本を読んだと書かれてて。前に読もうと思って忘れてたのを思い出しました。
もう50年以上前の古いSF小説なんですが、今はウィル・スミスの映画上映に合わせて「アイ・アム・レジェンド」に改名されてます。
そのせいで読むのを止めようと思ったのですが、今回の翻訳はとても良いとのレビューを聞いて無性に読みたくなっちゃいました。よっしゃ、あえて改訂版を買うぞ。こういうこともあるのだな(笑)
そして友人よ。お借りしてる本はこうして先送りになって読めぬままですわ。返すの遅れるけど許されて。
評判良いのですが、ミニシアター上映ゆえにずっと満席状態。
事前に座席指定出来れば良いのだけれど、全席自由席(苦笑) 整理券配布も当日開場から。
ミニシアターで混む映画の上映はやーめーてー。ヱヴァの時も苦労したのよー。
とは言え、敬遠してるといつの間に終ってしまうので、前売り券を買ってたので逃してはならんと、上映1時間半前に行って並びました。
まぁそこまでする必要はまったくないのですが、面白い映画でしたよ。
音楽に携わった事のある人ならまず有り得んわ~!と突っ込む話ですが、シリアス路線ではなくコメディ映画として作ってるとこが実に巧みです(笑) 有り得んことでも笑って許せる(笑) しかも、とにかく笑える、笑える(笑) 声出して笑えるくらいギャグが面白いです。
(クラシック映画じゃないんだよってのは、エンドロールで流れる曲のチョイスでも確信出来る)
それでもクラシックファンをがっがりさせないよう、ちゃんとそのように演出してあります。尚且つあまり詳しくない人の為にも、選曲はどれもメジャー曲で、BGMとして流れている時には何の曲がかかってるか解るようになってたりする。(例えば何気に作曲家のポスターや本が映ったりとか) そういう部分の小細工が楽しかったな!(^▽^)
話がちょっとひねってあったり、テンポが良かったり、脚本も演出もなかなか良かったですよ。
個人的に、パガニーニのキャプリスの使い方が気に入った♪ 技術を要する曲にぴったりな使い方をしてくれてた~。
最近、フィギアでまおちゃんも使ってたけど、パガニーニは最近メジャーになりつつあるのね。
週末。
オーケストラ!とショーシャンクが満席だったので代わりに観た映画二本。
「9~9番目の奇妙な人形~」
邦題命名者、何が奇妙なのか明日までにレポート提出のこと(笑)
日本公開がまだ決まってない頃に観た短いPVには、そりゃもう心ときめいた。
でも日本公開1ヶ月前くらいに映画館で観た長めの予告編観て、もの凄く嫌な予感がした…。
観ない方向で行こうと思った…筈だったのに。本編観たら予想以上に予感が当ってて絶望(苦笑)
良かったのはデザインとCG。でもCGは金掛けりゃ良いの出来るから…。
人間が死に絶えた世界なのに昨日死んだかのような死体だし、かと言って大勢あちこち転がってるかと言えば、人間の死体もの凄く数少ないし…。
なんだこりゃ、東村山一丁目で起こった出来事かよ!と思うくらいのスケールの小ささは圧巻でした。挙句に何の解決にもなってないではないの…(苦笑)
「TEKKEN」を観なかったので、ここ最近の中では「NINE」を抜いての私的ラズベリー賞作(笑)
(観てたらきっと「TEKKEN」のキング・オブ・ザ・ワーストの座は不動だと思うの。DVD出たら早く観たいの!ww ワクワク(笑))
「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇 」
原作もアニメも数えるくらいしか見てない程度の知識、かつ一切萌えなし状態で客観的に観賞。
人気アニメの劇場版第一作としては、凄く良い作り方をしてる映画でした。
尺もバランスもキャラの使い方も上手いです。腐女子相手にあからさまに媚びて無い姿勢も好感。
でもごめん。萌えや思い入れが全く無いのでそれだけの印象で終っちゃった。
ヂアの弊害で、良く出来てるレベルなんだが、アクションシーンもそれ程に心が震えない。いやでもこれはマジでヂアの弊害なんで申し訳ない…。まぁまぁの出来くらいじゃ満足出来ないのよ~。
(しかしプリキュアの変身アクションには心が震えたってのはナイショです)
これまた申し訳ないのだけれど、これまんま実写で映画作ったら、監督次第ではすんげぇ面白いものが作れるんじゃないの?とか思っちゃった。勿論良い意味です。
脚本は大和屋先生でしたか。安定した上手い脚本を書かれる方ですよね、納得。
来場者にフィルムプレゼント有り。(つくづくヂアでもやってくれれば良かったのに…)
一緒に観た連れ2人が、銀さんやヅラの当りフィルムをゲット。
そして私のはエリザベス流血シーン。お約束だな…。
5コマフィルムの上2コマ、
エリザベスの後ろ姿で真っ白(笑)
銀魂、転んでなくて本当に良かったと思った(笑)
それでもちょっと悔しかった…。
最初日本公開は東京恵比寿の単館上映のみだったので、どうしてくれようかと憤ってましたが。
無事に関西でも上映してくれました。やったーい。なので観て来ましたよ。
面白かった~!
低予算ですが内容が古典SF的なので、ちゃちい(笑)感じが実にマッチしてます。
無駄がいっぱいあるような気もするのに(笑)、上手い具合にバランス取れてる気もする(笑)
アラがいっぱいあるように思うんだけど(笑)、何か計算されてるような気もしたり、そう思わせてすっごく単純なだけのような気もしたりする(笑)
しかし、すんなり楽しめたので、まさにそこんとこが「絶妙」な気がします。
ラストに関しては、私も必要無いんじゃないかな~とも思ったんだけど。でも確かに、アメリカ的にはあれは必要なオチでもあるな(笑)
監督がD・ボウイの息子なんで映画公開の情報耳にした時は期待半分のとこもあったんですが、良い映画作ったなぁ!
前売り券買い忘れて、久々に1800円払って観た映画だけど悔いなし!(笑)
そういや昔、D・ボウイ主演の「地球に落ちた男」って映画観たけど、実は内容をあんまり覚えてないです…(苦笑 )あれ? 何でー?
(息子の映画とは関係ないっすよ)
ウキウキして観て来ましたよ(笑)
エイリアンネイションみたいな設定かなー?と思ってましたが、あっちは移民でこっちは難民の話。待遇が貧民とド貧民以上に違います。
じゃあずばりアパルトヘイトを扱った問題作?と思いきや、そこらはブラックユーモア部分なので笑い所。(…と思ったのであちこちで結構笑った…んだけど、反論あったらスマン)
じゃあアバターに続く地上げ立ち退きの話か、と思ったら何かどんどん違う方向に話が進んで行って、中盤からすっごく面白くなる。
ブラボーです。良いB級を観ると嬉しくなります(笑)
この映画、後で思い返すとヒューマニズムからメカアクションまで数々の要素が入ってて驚きますよ。
色々考えさせられる問題がいっぱい含まれてて、それは表面に堂々と置いてあるんですけど、訴え方が偽善的じゃなくて強制的でもない。
おかげで裏に隠された真のテーマ捜ししちゃう人もいると思いますが、何も考えずに観た方が面白いです。
観た後で個人個人が何を感じるかで良いんじゃないかと思います。
小刻みに取り入れられてる皮肉なシーンがいちいちギャグテイストで、私は笑いまくって観ましたけど、笑えるかどうかも人によるみたいです(苦笑)
B級好きにはたまらんですが、この映画はB級じゃないかもな。
血飛沫ブシュー!の連続だから、ミンチ苦手な人は要注意。
「アリスインワンダーランド」の公開を待ち望んでた人も観なくて良いです(笑)
上映中のMETopera「ハムレット」観て来ました!
戯曲じゃなくてオペラのハムレットってどんなだろうと、ワクワクして待ってたの。仏語だし♪
METオリジナルじゃないけど、新演出ですっごく新鮮!楽しんで参りました。
トマは最初ハムレットが生きてる終幕を書いたらしいですが、英国ではハムレットが生きてることは冒涜らしく(笑)、英国に向けて新たに死ぬ終幕を書いた模様。今回はそっちのバージョンでした。(幕間に語ってるから、ネタバレじゃないですよ。)
でも、ハムレットが新国王の座につくラストの方が私は好み。そっちが観たかったな~。<きっと少数派(笑)
ハムレット役のサイモン・キーンリイサイドはなかなか良かったです。でも歌より演技(表現力)が優れてたからかも知れない。
オペラは詳しくないのでいい加減ですが、舞台が演劇的で、歌唱や音楽よりも演出を評価される作品のような気がしちゃった。
しかし、二週間前にMETで公演したものを、こうして近所の映画館で観賞出来るようになるとは、世の中は便利になったもんですね。字幕付きは有り難い!(笑)
隣席のご夫婦。奥様は冷めてたけど、旦那さんがもう最初から感激しまくりで。「観れて本当に良かった、感動した!僕、今日は寝れないよ」と大騒ぎ。こんなに喜んでくれる客が居るんだから価値ある上映です。(^_^)
しかし反対側の隣席のオバさんが途中でイビキを掻き出した時は殺意が…。
今世界の何処かで誰かが神隠しに遭うならば、頼むからこのバァさんを消してくれ!尼寺じゃなくてバニューダに落ちろ!と本気で祈祷。幸い祈りが通じて5分程度で目覚めてくれましたけど。
そのオバさん、休憩中に「歌ってばかりで全然普通に喋らないわね」などと言う。オーマイガッ!オペラをミュージカルと間違えてるよ…。orz。
気軽に観賞出来ると、こういう客も観に来るリスク。トホホ。
100席程がほぼ埋まってましたが、大半の客が還暦を過ぎてました。ハンパない加齢臭。<ウソ。皆さん御上品な方ばかりです。<隣席のオバさん除く。
年増な自分もここでは小娘ですよ!ひゃっほう! つまらぬ至福を堪能。
オフィーリアがナイフで自虐する場面があるのですが。
帰途、前を歩くご婦人二人連れが、「ねぇねぇ、あのナイフで腕を切るとこ、どうやったのかしらね。だって血が流れたもの」 「びっくりしたわよね、血が出るのはどうやったのかしら」 「私思うんだけど、胸にはね、何か仕込んであったと思うのよ。でも腕はどうやったのか分からないわ、半袖だったし」 「不思議よね~」 などと語り合ってました。
Σ( ̄□ ̄;)
ナイフに血糊が仕込んであるって発想が思い付かない事に衝撃! この人らの世の中はきっと不思議に満ち満ちているに違いないよ。 可愛いご婦人ズに萌えた(笑)
面白いですよね、還暦越えの人達(笑) フィルムだけじゃなく、リアル部分でも何か楽しめた上映でした。
次回「アルミーダ」も観に行きたいです。
内容、感想はノーコメント。
これから観る人へ伝えたいのは、
「謎解き」しないこと!
子供と一緒に推理もの映画観賞感覚で観ないこと!
そしてデートで観る映画じゃないからね(笑)
ジャンルを勘違いしてわざわざ謎解きに参加したりすると駄作になる傾向が。要注意です。
(日本映画会社のアプローチの仕方がイカンのよ~)
評価が分かれる映画ですが、M・スコセッシ監督作品の中では、私は結構好き!(好みにもよるとこあるかもだけど)
出来たらもう一度観に行くつもり。
ところで映画鑑賞中に、上映中には滅多なことでは席を立たない連れの友人が、トイレを我慢出来ずに離席したのですが。
友人だけでなく、300席満席の中、かなりの人数が席を外しては戻って来る現象勃発。
何ごとー? もしや利尿効果のある何かがサブリミナルで仕込まれてる!? ガクブル!!
その謎が解けず、寝て起きても悶々中。←今ここ(笑)
今週末公開「シャッターアイランド」の前売券についてた「謎解ぃホルダー」。
ちっちゃな玉が邪魔してるホルダーの中からコインを外に出したらプレゼントに応募出来ます。
プレンゼント欲しくないけど(笑)、与えられた謎解きにはチャレンジしますよ! むん!
謎は解けた!
(方法は秘密。でんじろう先生なら教えてくれるかも(笑))
へのさんに自慢したら、
奴はもうとっくにコインを取り出してました!
力技で!!(笑)
映画、面白いかどうか微妙なとこですね(苦笑)
な~んか騙されそうな気がしてなりませんが、公開したら観て来ます。楽しめたらいいな♪
あ、「オーケストラ!」も再来週から公開か。
…でも関西は5/1からだ。やっぱちっちゃい映画館なのね。ミニシアターは上映期間短いから行けないリスクがあって、前売券買い難い。(T_T)
今、気になってるのは5月公開の「運命のボタン」(…センスない邦題だな)
以前より「ドニー・ダーコ」って映画を観たくて仕方ないのですが、同じ監督の作品です。
ドニー・ターゴ以外の映画にはカスもある浮き沈みのある監督なので。先にドニー…を観てからの方が良いのか白紙で観るのが良いのか悩み中。
おおおおっと! 前売券買うと一億円当たるチャンスが!? そいつは買わなきゃなるめぇな!(笑)
「9」の前売りも買っとくかなー。
一人で観る分には女子デーでも良いけど。
観て来ました。「NINE」
大きなサイズの前売券だったので別所に置いてて忘れそうになってました(笑) 映画チケットは財布に入るサイズでお願いしたいです(^_^;)
エンドロールが終ってから一緒に観たミュージカル好きの友人が「私はミュージカルなら採点甘い方なんだけど…」と呟いたのが印象的(笑)
その通り、“映画”としての出来は今ひとつ。残念。元はミュージカルでも映画なら映画としての作り方をしなきゃ~(苦笑)
この映画。75歳になったソフィア・ローレンの存在が気になって観るのをやや躊躇ってたのだけれど。
イメージ壊れたら嫌だなぁと抱いてた不安は吹っ飛んだ!
登場からもの凄いインパクト!存在感がもの凄い!BODYも健在!(笑) ラストの彼女に圧倒されて、映画自体、もうどうでも良くなっちゃった(笑)
現在の彼女が観れて満足。その為に観たと思うと価値のある映画でした(笑)
(でも「ひまわり」で彼女に恋をした老齢の殿方はどう思ったかな。惚れ直してくれる寛大な心を持っててくれたらカッコ良いけど、男ってロマンチストだからな(苦笑))
ペネロペ・クルスのセクシーダンスは可愛かったよ~♪
比較するのは大間違いだし土台が異なるしジャンルも違うと思うんだけど。
演出家(監督)の苦悩・ミュージカル映画と来たら、私の中には「オール・ザット・ジャズ」があるので、思い出して無償にまた観たくなった。
「ショータイムの始まりだよー」が気合入れの言葉だったマイ中二タイム(笑)←継続中…。
ビデオテープで持ってるのでこれもDVD買いなおさなきゃな~。