夏戦争は残念ながらアヌシーでは受賞ならずだったようですが。
細田監督がジャーナリストから「驚異的なCG技術が全盛の今、なぜ伝統的な手描きにこだわるのか」と訊かれたそうで。「おいおい人の手の生み出す一本の線だって、ぜんぜん驚異的なんだよ!」とおっしゃってました。
ここ数年各イベント、短編長編合わせてもアニメが受賞するのはCG映画ばかり。
これは民族性の違いもあるのかしら。紙と鉛筆で表現された漫画文化で育った我々は、やはり手描きの良さ、個性の表れを良く知っている。
こだわるも何も…。この根本は作品を観て感じて貰わねばどうしようもないかな。
レベルは常に上がり続け、今尚我々の度胆を抜く手描きアニメを観て、何故古い手法だと思えるのかが不思議。
アヌシーは昨年ヂアを特別上映してくれたのになぁ(苦笑)
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