この映画の良いところはテーマが目に見えて分かり易く、娯楽に徹している点。
それでいて、主人公の刹那が戦わない。この辺りのバランスが巧いです。
ガンダムらしくないとか、どっかの映画のパクリだとか、そんな風に思ったらつまらない映画ですヨ。(あれをパクリと言うなら馬鹿ですが!)
私は00の世界観が好きなので、TVシリーズ見てた人には完結編、見てない人にはSF活劇なこの作品は良い映画だったと思います。
以下、個人論が濃くなるので折りたたみます(笑)(ネタバレまくってるよ)
・ハレルヤ万歳!
あぁ~、もう彼は映画には出ないんじゃないかとさえ思ってたのに、まさかの大活躍!
ハレルヤの肉体アクションが見れるなんて!しかもすげぇカッコ良い!ビバ超兵!ハレルヤのアクションシーンの為にもう一回観に行きたくなっちゃう。多分、行く。
・驚いたのは、ハレルヤが初めて刹那の為に動いた事。ハレルヤがアレルヤ以外の為に何かするってなかったのに!しかもマリーをピーリスと呼んで、マリーを危険にさらしてまで!!(T_T) 刹那を助けるために自ら(&ピーリス)の脳量思波を解放しておとりになったんだよー!あのハレルヤが!(嬉涙)
このシーンで、刹那xハレルヤの私がどれだけ狂喜乱舞したか!あぁぁ~、ハレルヤが凄く大人になってる。山岳巡礼は無駄じゃなかったかも知れない。
・同じく刹那を守るために、今回もまた肉体を犠牲にするティエリア。男らしいー! セカンドシーズン以降やたら言動行動が男前なティエリア、カッコ良いです!
女装ティエリアとボディガードに着いた運転手刹那を見てから、ティエリアx刹那でもある私。ああ、なんて満たされる映画だろうか(笑)
・劇場00は、刹xハレ、ティエx刹、イアン一家萌えの私の為に作られた映画じゃなかろうか…と思う(笑)
・「THE BACK HORN」の曲が流れるOPにゾクゾクしたー!好きなんですよ、THEBACK HORN!一期の1クールのEDにも起用されててそれも良かったけど、OPでメカのシーンに凄く合うじゃないの!CD買おうっと。
・ついに三十路突入のロックオン、萌えアイテムの眼鏡着用。老眼鏡?(笑)
・宇宙でブレーキを踏む男、グラハム。
・今回のロックオンは好きです。彼の角質入れちゃったら2時間で納まらないから、徹底的に刹那の為に戦う仲間って役どころになってますが、そこが良い。守りの戦いが上手なライルってのは、TVシリーズでちゃんと見たかったのです。
今回、劇場版のMSデザインは結構どれも好きなんだけど、ロックオンのガンダムサバーニャは特に好き♪
・デカルト・シャーマンは大変気の毒な役回りで、映画版新キャラとして期待された割に人気の出ないキャラでしたが、彼のこの映画での存在は必須。重要な役。
私は結構好きです。鼻血出した時に、少しでもエルスの意思を感じとってくれてたら、彼も救われるんだがなぁ。可哀想なキャラだよね…。
・ロシアの荒熊。死して尚、中年のアイドル。
・ミレイナが可愛いよぅ。髪型も可愛いよぅ。現実の恋が出来ない不思議ちゃんキャラっぽいですが、可愛いよぅ。(でもティエリアの男らしさをちゃんと解ってる。男を見る目ちゃんとある!)
まだまだ色々思うところだらけですが、また次回。
あ、そうそう。某方がエルスをエロスに変換して観ると違う楽しみがあるよとおっしゃったので、その通りにしたら大変楽しかったです!(笑)