コミケから夜行バスで帰宅→会社出勤だったので、眠いだるいの一日でした。
早々に帰宅して、ご飯食べたら猛烈な睡魔に襲われ惰眠。
ふと目覚めてTV付けたら映画「恋空」をやってたので、何気なく寝惚けた頭で見ちゃった。
きっと超つまんないんだろうなぁ、と思いつつ見たのですが。
何の感動も無いし、非現実な内容だし、話はお粗末なのだけど、別に嫌な気にもならなかった。
最後まですらっと見れたので案外好感持てました。
それにしても見事な「定番」ストーリーです。昔の少女漫画とかドラマにある「定番」。
よくあるネタ要素の見本を全部取り入れた、まるでテンプレートのよう話でした(笑)(使われて無かった要素は、愛し合った二人が実は血が繋がってた…くらいだったかなww)
これ、携帯小説が原作なんですよね。
携帯小説読んだ事無いのですが、映画の流れから想像すると、巧い書き方してんだろうなと思ったです。
短い文章を並べて、次はこうなってこうなってと変化して行く構成。読み易いし、起承転結の「転」が繰り返しやって来るので飽きさせないんだと思う。
そして昔からある要素てんこ盛りな訳ですから、深読みしない携帯読者にウケるのは当然だ~。
人間、時代は変わっても好きな要素ってのは根本一緒ですもんね。
なにより、この話には「悪意」が無いのですよ。だから深読みしない人は、安心して流して見れる(読める)んだろうなー。
文章(本)の方は読んでないのでおいといて。
映画はイメージに近い出来上がりじゃないのかしら、多分。
映画として評価するならはっきり言って駄目駄目ですけど(苦笑)、見るに耐えないものでは無かったし、なんか非現実なところが同人にありがちなご都合展開のようで心地好かったです。<誉めてますよ(笑)
でも寝惚けて見たから、そのせいで心地良かったのかは不明…。<けなしてないですよ(笑)
…って、原作は実話なの?
本当なら、そりゃ~物語として書きたくなる経験しちゃったよな。
現実ではちっとも綺麗事じゃなかったろうに。
こんな綺麗な物語に仕上げたんだから、本当にノンフィクションなら作者には才能あるかも。