観て来た。
ジャンボ機墜落事故に関係するシーンが思ったより多かったです。
もっと企業の暗黒面や理不尽さを大きく扱って欲しかったのですが、映画の見せ場としては墜落事故を前面に出す方が効果的だと、そこらは画面を観ながら納得。
でもこの物語の主軸は、日航機墜落の悲劇では無いので。
ちょっとスポットが当たり過ぎてるんじゃないか…?(苦笑) 泣かせる映画にする必要は無かったと思うなー。
でもそう仕上げたからこその、“映画化”成功でもあるので。
良くぞ映画に出来た!との賛辞と、主題が目立たなくなって残念、の気持ちがアンビバレンツしております。
映画を観終わって、日航機事故の痛ましさを思い起してそこの部分で感動する人が多いようなら。
映画としては◎だけど、山崎豊子の作品を映画化したって部分では△かと。
まぁ映画なんだから映画として観れば良いんですけどね。ドキュメンタリーではないのだし。
3時間半の長い映画ですが、まったく時間を感じさせず、飽きさせる事なく観れます。
役者も良いとこ揃いです。面白かった!
そうそう。
蝿がたかるシーンのCGがカムイ外伝なみに下手糞で、そこは大変微笑ましかったです(笑)
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